人を判断するときには、第一印象というのが重要なポイントになります。
今回は、人付き合いで大切なポイントである
ファーストコンタクトについて解説していきます。
『初頭効果』という心理効果
要は、『第一印象はめっちゃ大事』ということ。
このことをアメリカの心理学者ソロモン・アッシュが、実験により検証をしました。
その内容とは、ある人物の性格を、順番を変えて別グループに説明するというものでした。
最初のグループには、ある人物について
「知的→勤勉→衝動的→批判的→嫉妬深い」という順番に伝える。
次のグループには、同じ内容を真逆の順番で説明をする。
結果、参加者は前者を知的で勤勉な人と捉え、後者は欠点がある人と捉える結果となった、というものです。
同じ内容にも関わらず、知る順番だけでこれだけ印象が変わってしまうのです。
つまりそれだけ「最初が肝心」ということがいえます。
最初の印象が悪いと、いつまでも『あの人はちょっとなー』といったところが前提について回ることになります。
いつまでたっても良い印象にはなりにくいということです。
これを『初頭効果』といいます。
どんなに難しい状況でも、第一印象だけは嘘をついてでも良い印象をしましょう。
最初に相手に悪いイメージを与えないように徹底する。
そういった多少のずるさも、人生においては必要です。
おわりに
ビジネスにおいては、常識となっているこの心理効果。
当たり前であるがゆえに最大の効果を狙いたいですね。
新天地へ旅立つとき、新たな出会いのとき。
ファーストコンタクトは、無理をしてでもいい格好をしましょう!