偉人の名言、格言は、人生の主人公になるために必要な要素が詰まっています。
時には勇気づけられ、時には自分を変えるきっかけになることも。
偉人に学ぶ、今回はこの格言です。
もし今日が人生で最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うか?
アップル社の共同設立者。2009年経済誌『フォーチュン』から「過去10年間の(最も優れた)最高経営責任者」に選出。2012年第54回グラミー賞で、特別功労賞の一つ「トラスティーズ賞」が授与される。膵臓癌により2011年没。享年56歳。
スティーブ・ジョブズ/Steve Jobs
世界中の誰もが知るApple社の創設者であり、MacやiPhoneの生みの親と知られる実業家です。
今やあって当たり前のものになった『iPhone』は、ボタン式の携帯電話が当たり前の2007年にApple社から発表され全世界に大きな衝撃を与えました。
56歳という現代の平均寿命からすると短い生涯でしたが、世界に革新を起こしたiPhoneはこれまでに18億台以上が販売され、世界でアップルのことを知らない人はいないと言っても過言ではない偉業を成し遂げました。
そんなスティーブ・ジョブズの性格。
実は『最悪』といっても過言ではないこと、知っていますか?
自分の意にそぐわない場合は辛辣な言葉で従業員を罵倒したり、ときにはその場でクビにしたという話もあります。
相当な癇癪もちだったみたいですね。
さらには、部下がアイディアを持ってきたときには相手にせず、次の日にはそのアイディアをさも自分が思いついたかのように話していた、というようなエピソードもあります。
他にも、恋人が妊娠しても自分の子供だと認知しなかったり、養育費の支払い義務があるのに途中でやめたり、山分けのはずの報酬をガメたりなどなど…。
もはや清々しいほどのクズっぷりですね。
ジョブズの性格の悪さが現れているエピソードはアメリカのニュースサイトなどにも度々まとめられています。
『優れたリーダーになるためにはスティーブ・ジョブズを真似てはいけない』
とまで言われているのです。
そんな最悪な性格だった世界一の技術者。
「もし今日が人生で最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うか?」
そう格言を遺しています。
なんとも彼らしい言葉ですね。
今日が人生最後の日だったら、あなたは何をしていたいですか?
何かを成し遂げたと思って一生を終えるのか、後悔して終えるのか。
やりたいことをやっていくことの難しさと大切さ。それがこの格言には詰まっています。
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スティーブ・ジョブスの死因
スティーブ・ジョブズの死因は膵臓ガンの転移による呼吸停止とされています。
ガンの宣告を受けたジョブズは摘出術などの西洋医学に頼らず、民間療法でガンを克服しようとしました。
しかし、ガンは治るどころか大きくなっていて、やむなく摘出術を受けるも転移が進行してしまし、最終的にはこれが原因で生涯を終えることになりました。
晩年、ジョブズは手術を拒否して民間療法に頼ったことを後悔していたそうです。
おわりに
格言を遺したジョブスですら、最期は後悔をしていました。
やるべきことをやってきていても、その瞬間が訪れるまではどうなるかなんてわかりません。
後悔しないように『今』を積み重ねていきましょうね。
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!