満たされし美と豊穣の女王
深い満足感、幸福感を表すカード。それがこの女帝のカードです。
金銭的、物質的に満たされている場合もありますし、精神的にも充実している状態を示します。
母性を象徴するカードなので、結婚や家族に関しても幸福度が高いといえます。
直接そのまま妊娠、などを示す場合もあったりなかったり。
でもなんか、退屈そうな顔してますよねー。そのあたり、掘り下げていきましょう。
キーワードは「豊かさ」
彼女が腰かけている表わしたり大きく金星の惑星記号が描かれています。見たことありますよね?
金星は愛と美を担っているので、そのまま恋人だったり、愛する人を指しますが、正逆によって浮気や不倫、身体の関係とかを匂わせたりします。
また、このカードを引いたときは、生産性のある状態だったり、豊かさを得られて満足している状態です。
とりあえず座っとくだけで頑張らなくても周りが何とかしてくれる、なんて幸運な状態だったりもします。
いずれにしろ、この一枚だけだと、解釈が広くなりすぎるので、前後に引いたカードやセッションを通じて何を指すのかしっかりと深堀りすることが重要です。
人物像では、母性を表わしているので、母のような存在や年上の女性がキーパーソンです。
78枚のうち、トップクラスの愛情や豊かさを象徴するカードなので、今の自分がどれだけ満たされているのかの指針になります。
正位置
正位置で出現したら、基本的には満たされている状態を示します。人の気持ちや、潜在意識等でも同様。恋愛面でこれが出れば、良好な状態、妊娠等のうれしい知らせがあることも。仕事や金運も上々です。
逆位置
愛や恵は確かにそこにあるのですが、過剰な愛にうんざり、退屈、といった状態です。もし、片想い等で相手の気持ちにこのカードがでたらちょっと黄信号。今はちょっと距離を置いた方がいいかもしれません。望まぬ妊娠などを示唆しますので、行いには責任を持ちましょう。
ワンオラクル
幸せいっぱいな日になりそう。今日は贅沢は控えよう。ララァは私の母になってくれるかもしれない人だ。等
まとめ
というわけで、出現すると愛を取り戻しそうになるカード第1位の「Ⅲ~女帝~」でした。
次回は、社会の厳しさを教えてくれるあのカードです。