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占い師をめぐるビジネスと集客について書くよ

2023年1月4日

あけましておめでとうございます!

横浜のタロット占い師 真田大地です!

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

さてさて、今回は新年らしく占い師のビジネスについて語っていきます。

占い師の課題ともいえる集客はどうすればいいのか?

そして占いをビジネスにするというのはどういうことなのか?

今回の記事は集客で悩んでいる占い師の方や、

これから占い師になりたいと考えている方に向けた

集客の本質についての記事です。

これらについて、現時点の自分の考えを綴っていきます。

ぜひ最後までお読みください。

占い師は『ターゲット』と『ポジション』を決めるな

とりあえず最初に言いたいことはこれです。

またサッカーの話? と思うかも知れませんが、

わかりにくい場合は自分の好きなスポーツかなんかで例えてみてください。

よくある集客セミナーや講座では必ずと言っていいほどこう言われます。

「【誰】に【どんなことができるか】を明確にしましょう」

これは確かに、その通りだと思います。

例えば、自分が火傷を負ったとして総合病院に行くよりは、火傷専門の病院に行った方が治りも効率も良いでしょう。

そういったことですので、専門家にお願いしたほうがいい、という考えにおいては間違ってはいません。

確かに病院や他のサービス業、飲食店などではこの考えは大いに有効であるといえます。

「お客様の求めるもの(ターゲット)」に対して「自分の提供するもの(ポジション)」

がマッチすればそこにビジネスチャンスが生まれるからです。

例えば

『40代のサラリーマンが多い駅近くに居酒屋を開こう』

こう考えるのは集客的にもビジネスとしても非常に理にかなっていますよね。

ではこれを占い師にも当てはめてみるとどうなるか?

「片想いを成就させる縁結びの占い」

「天職を占う鑑定人」

「不倫専門の占い師」

といったような肩書で売り込めば、集客が上手くいきやすいということですね。

ビジネスにおいて基本的かつめちゃくちゃ重要なこの集客の考え方。

ですが、ぼくは『占い師の集客』という観点においてはこの考えに警鐘を鳴らします。

よーーく考えてみてください。

とくにあなたが『占い師』であるならばです。

あなたの『ほんとうの目的』は何ですか?

まずはこの考えが占い師にとって何が危険なのかをお伝えしていきます。

『ターゲット』と『ポジション』を先に決める危うさ

繰り返しにはなりますが、

『自分や場所の強みや得意分野で、それを求めるお客さんをターゲットにしよう』

というのが集客のひとつの解になります。

しかし、占い師の集客においてはそれが当てはまらない、というのがぼくの考え方です。

確かに『誰の』『どんな悩みを解決できるのか』が明確であれば

それを悩んでいる人にとってはわかりやすくてありがたいでしょう。

「なんでも相談して!」と言われると相談者が迷ってしまうという考え方もあります。

ですが、占い師側がそれを決めていいのでしょうか?

これは逆に考えると

「私の得意なポジションでの占い以外でお悩みの人は別の占い師の所に行ってくださいね」

と言っているのと同じことです。

確かにこの方法、集客テクニックとしては間違ってはいません。

ですが、占い師としてはとてもじゃないですがほんとうの目的を果たしていると言えないとぼくは考えます。

例えるならば、

自分の得意なポジション以外でプレーしません。

と言っているようなものです。

自分がフォワードだったとして、点を取るのが仕事だからディフェンスも無駄に走る事も一切しないということです。

ですが基本的には勝利のために走り、自分の役目以上のことを全力でやることが求められるはずです。

そんなことが許されるのは絶対的な能力をもつメッシレベルの人だけでしょう。

その道のスペシャリストである、というのは聞こえもいいですし、箔もついていきます

生き馬の目を抜く集客の世界では、確かに有効かつ合理的な考えです。

ですが自分のポジションを決めて、そのポジションだけで戦い抜くという考えでは、

自分を上回る存在がポジション争いに絡んできたり、有効なターゲットが限定されてしまいます。

占いの世界においてポジションとターゲットを先に自分の中で定めてしまうと、

『相談者を本当に幸せにしていくことが可能なのか?』

という根源的な疑問に行きついてしまうというのがこの考えの危うさです。

長い目で見たときの自分を想像してみよう

5年後、10年後の自分を想像してみてください。

あなたが占いで食べていこうと思ったときに、

『〇〇専門の占い師』のまま無数にいる占い師の中で「埋もれずに、維持できているのを想像できますか?

もし、その悩み以外の方をしっかりと迎えることができていたとしたら、

もっと可能性が広がるだろうなあと思いませんか?

確かに『今』だけ『稼ぐ』のを考えるのであれば専門性は大いに武器になります。

先ほどの通り、メッシのような誰もが知っているスペシャリストになるという意思ならば、その方向性に問題はないでしょう。

また、ココナラや副業でぽつぽつとやっていくという方は、その考え方で間違っていないはずです。

ですが長い目で見たときに、本気で占い師として活動していこうとしているのであるならば。

自分の可能性や限界を『〇〇専門占い師』と狭めること

そして、

相談者の厳選をするということがどれほど『占い師』として悪手であるかは想像に難くありません。

今の自分だけではなく、未来にある可能性を狭めるような選択をするかどうか。

ターゲットとポジションを決めるというのはそういうことですので、よーく考えてみてくださいね。

明日売れようとするな

では占い師はどうやって集客をしていけばいいのか?

あらゆるビジネスシーンを見てきましたが、これだけははっきりと言えます。

明日売れません。

これはもう絶対です。

そして、集客は決してテンプレやパターンに当てはめることはできません。

よくパッケージ化やらなにやらで再現性を売りにしている集客講座があったりしますが、

そんなもんに頼るくらいならとにかく腕を磨いてください。

そして、目の前のお客様に集中してください。

対面鑑定や相談者とリアルタイムでやりとりをしている方はわかっていると思いますが、

目の前のお客様のどんな悩みにだって向き合うことが占い師の宿命です。

目の前のお客様が恋愛と仕事で悩んでいたとして、

「自分は恋愛占いが得意です。仕事は専門外ですがいいですか?」

と伝えることができますか?

そしてこれは経験談ですが

恋愛の占いをしていて、実は仕事に要因があったり、

人間関係の悩みだと思ったら自分自身の悩みだったり。

そういったことがめちゃくちゃあります。

自らのポジションを決めてそこにずっとこだわっていると

本質的に見なければいけないことに気付けなかったりと、

結果的に自分の成長を妨げる要因にもなってしまいます。

なので、集客の一番のコツは

明日売れようとせず、常に自分の可能性を狭めないことです。

その上で目の前の相談者にとことん寄り添い真剣に向き合うこと。

そうすることで、自然と評価がついてきます。

しかし、その評価からすぐに売れていくとは限りません。

数か月、半年、数年と時間がかかるかもしれません。

集客は一日にしてあらずです。

でもあなたが本気で占い師として食べていきたいと思うのであれば、時間は問題にはなりません。

大事なのは自分がどう稼げるのかではなく

相談者をどのようにして幸せにしていくか。

これこそが『占い師のほんとうの目的』です。

それを決して忘れてはいけません。

まとめ

まとめると、

  • 『誰』の『どんな悩みを解決できるか』を考えると視野が狭くなるので注意
  • スペシャリストになるならメッシクラスになり圧倒的に他者との違いを見せよう
  • 5年後、10年後の自分を想像して『今の行動』を考えよう
  • 集客は一日にしてあらず。明日売れようとするな
  • 占い師のほんとうの目的はどんな悩みだろうと『相談者を良い状態にすること』

といった感じですね。

とくに伝えたいのは、自分のポジションを固定して考えないことです。

自分のポジションを決めてから相手を選ぼうとするより、

相手によってポジションを流動的に変えられる方が周囲にとってもありがたいですよね。

だからぼくは、人から『どんなことを占えるの?』と聞かれたらこう答えます。

「あらゆることを!」

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