こんにちは!
横浜のタロット占い師 真田大地です!
今回は先日鑑定をした、年商数億円といった功績を持つ中小企業の社長さんの事例を紹介します。
周りにあまり相談するようなことはしないという方だったのですが、ご縁もあり、鑑定をしていただけることとなりました。
相談内容としては、
「会社の業績は上場、家族との関係も良好。でも、時折自分がわからなくなるときがある。原因不明のモヤモヤを感じる時があり、周りをすごく冷めた目で見ることも多い。今の生活もいいが、会社ももっと伸ばしたい。何か指針が欲しい」
といったようなものでした。
火と水のインバース
早速エレメントによる鑑定をしてみると、非常に興味深いことがわかりました。
この社長さんは、太陽星座が
「蠍座」
で、水属性が軸にありました。
※各星座の基本属性区分についてはこちらをご覧ください。
しかし、<魂に刻まれたエレメント>である
先天属性は
「火」
ということがわかったのです。
比率としては、風と地はほぼ内包されておらず、相反する<火>と<水>のエレメントを半々くらいで宿していた、ということになります。
このタイプは、相反するエネルギー同士が一触即発の状態で維持されているので、バランスをとるのが非常に難しい関係性です。
その一方で、水面に浮かぶ光は、非常に強い輝きを放つこともあります。
天才的な能力があり大成もしやすいが、大病や困難も訪れやすいという、両極の可能性をもっているのが、この
<火>と<水>のインバース
です。
相談内容と照らし合わせる
ここで、相談内容を振り返ってみましょう
「会社の業績は上場、家族との関係も良好。でも、時折自分がわからなくなるときがある。原因不明のモヤモヤを感じる時があり、周りをすごく冷めた目で見ることも多い。今の生活もいいが、会社ももっと伸ばしたい。何か指針が欲しい」
まずは
「火と水の両極を抱えている」
ということを前提に
・火と水は相反する属性。
・火の性質を、水が打ち消すことがあり、多くの矛盾や相反する価値観などで苦しむことが多いので、当然の悩みである、ということ
・気遣い屋の水が、自分の内なる火を抑え込んでいる。周りに合わせることが上手で、それがそこまで苦でもないので、悩みに気が付きにくいこと。
・この属性を持つ人は、大成しやすいが、大きな困難も起こりやすいということ
・このタイプはそもそも珍しい。扱いは難しいが、うまく付き合うことが出来れば強大なパワーが生まれる。
といったことをお伝えしたところ、妙に納得された様子でした。
鑑定結果とアドバイス
「周りにすごい気を遣って、それは嫌じゃないんだけど、時折自分との温度差をすごく感じることがあった。何かが起こってもどこかずっと冷めていて、自分がおかしいんじゃないかって感覚がずっとある。もしかしたら自分はサイコパスなのかもしれないと思ってたけど、この鑑定結果を聞いて妙に腑に落ちた」
セッションをするうちに、社長さんはそう胸の内を伝えてくれました。
「もっと頑張って業績を伸ばしたい自分」
と
「周囲の関係も良好だしこのままでいいと思う自分」
火と水、攻めと守りが内包していて、そのどちらも自分自身なので、こう考えるのは自然の流れです。
むしろ、どちらかに特化させてしまうと、どちらかが消えてしまう、そんな危うさを抱えています。
自分の中の矛盾を知り、両立させる意思を持つこと。
<水>は穏やかなまま維持し、自分の中の<火>を決して絶やさないこと。
そうすれば、困難を乗り切る強大なエレメントの化学反応が自分を後押ししてくれる。
そういった流れで、解決策をどんどん提示していき、
より具体的なアドバイス、方針をタロットでもさせていただきました。
まとめ
その後、彼の会社の業績がさらに上昇していったことは、言うまでもありません。
今でも仲良くさせていただいていて時折ランチなどもご一緒するのですが、上に立つ者の苦しさや困難といったものを今は楽しんでいらっしゃる様子です😊
今回の鑑定でわかった大切なことは、
- 人の上に立つ存在であるからこそ、孤独で大きな悩みを抱えることもある。
- 生まれつき矛盾を抱えて生きていく人もいる。
- 僕はそういった相談を、人の話を聞くプロとして、解決していく義務がある。
- 自分のエレメントを知ることが出来れば強力な武器になる。
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!