こんにちは!
横浜のタロット占い師 真田大地です!
やりたいこと探しの『沼』にハマッてしまっている人には、共通点があります。
やりたいこと探しを終わらせるために、沼に陥るような間違った考えを排除しなければいけません。
今回は、やりたいことを探すときに考えてはいけない事柄を一つご紹介いたします!
前記事
やりたいことを探すときに絶対考えてはいけないこと その1 - テラブロ (ds-terra.com)
『運命的な出会い』を求めるのはやめよう
「やりたいことは絶対にどこかにある。まだ出会っていないだけだ」
この考えこそ、排除すべき思考になります。
やりたいことは見つけるものではなく、自分で育てるものだからです。
詳しく解説していきましょう。
最初は『興味を持っていること』や『知っていること』から始まる
ぼくは飲食店で働いている中で『もっとお客さんに長居してもらって客単価を上げるにはどうすればいいのかな』と考えました。
そのときに、ペルソナというゲームでたまたまタロットを知っていて、これはコミュニケーションツールとして使えるかもな、と始めたのがきっかけです。
『運命に導かれた!』『天啓が下った!』と衝撃があったわけではありません。
恐る恐る手を付け始めて、コミュニケーションの一環として鑑定を重ねるごとに
「これはやりがいがあるぞ」
と感じられるようになりました。
最初からこれが天職だ!と感じていたのではなく、日々やりがいのあることを積み重ねていき
「これが自分のやりたいことだ」
と確信に変わっていったのです。
この後天的な変化。それを裏付けるとある研究もあります。
『恋愛結婚』と『お見合い結婚』どちらが幸福?
インドの大学の研究機関が、『恋愛結婚』と『お見合い結婚』どちらが満足度が高いかを調べました。
その結果がこちらです。
結婚1年未満の満足度 | 結婚数年後の満足度 | |
恋愛結婚 | 70点 | 40点 |
お見合い結婚 | 58点 | 68点 |
満足度が、結婚後に逆転していますね。
恋愛結婚の場合
- 自然とうまく前提で結婚をしている
- 年月が経つごとにお互いの努力がなくなったので満足度が下がる
- 『愛情は最初から存在しているもの』
お見合い結婚の場合
- 上手くいくかわからない前提で結婚をする
- お互いが歩み寄る努力を続けるので満足度が上がる
- 『愛情は歩み寄って育てていくもの』
興味深い結果ですよね。
では、この『愛情』を『やりたいこと』として考えてみましょう。
やりたいことはどこかに最初から存在していると考える人と
やりたいことは試行錯誤しながら育てていくものと考える人
最終的にどちらが満足度が高いと思いますか?
考えるまでもないですね!
自分にぴったりな天職がある! という幻想を捨てよう
『運命的なやりたいこと』の出会いを期待していると、転職を繰り返してしまうなど理想だけを求めるジョブホッパーになってしまいがちです。
もちろん、転職自体は悪いことではありません。
人間関係や働き甲斐、その他もろもろの条件で自分の居場所がないと感じたら積極的に仕事を変えていくべきでしょう。
しかし、仕事に対して
『次はきっと定年までやりがいのある仕事だ』
『今度の仕事は条件がいいし天職だ』
と理想を持つのは危険です。
楽しくて、やりがいもあり、絶対に定年まで安定のある仕事などこの世に存在しません。
つらいことや苦しいこと、面倒なことはどんな仕事にだってあるでしょう。
やりたいこととやらなければいけないことのギャップに苦しむこともあるでしょう。
まずは、そのやらなければいけないことの中から自分の興味のある事を育てるのが、やりたいこと探しの第一歩になります。
また、知りたいことがあれば本を買って読んでみたり、アンテナを貼り周囲を見回すことも大切になります。
神様が与えてくれる救いのような『運命的な出会い』を探すのは時間の無駄
おわりに
繰り返しますが、ぼくの場合は飲食店をやっている中で、『もっとお客さんとコミュニケーションを取りたい』というのがありました。
そして、大好きなゲームから『タロット占い』のヒントを得て占い師になりました。
直感でも運命でもなく、『ただ興味がある』レベルだったのは間違いありません。
最初は自分を占うだけでしたし、本を読みながら拙い鑑定を何度も何度も繰り返した結果、人の役に立つことができるというところまで昇華できているのです。
やりたいことを見つけたいなら、まずは運命を否定して、自分の欲求がなんなのかを探してみましょう!
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!