えー、そんなこと言ったってどうせ根拠はないんでしょう?
でもなぁ、どうせ自分の役には立たないよ。
どうせなあ……どうせ……
はい、もうお分かりですね。
やりたいことを見つけるために、この『どうせ』というのがもっとも言ってはいけない言葉です。
この、『どうせ』を口癖にしている人は、口癖と共に"諦め癖”が染みついています。
今回は、絶対言ってはいけない言葉『どうせ』について、
口癖になっている人の共通点や、代わりにどんな言葉を使えば良いのかをご紹介します。
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『どうせ』という人の共通点
現代の日本は、この『どうせ感』が蔓延しています。
半ば諦めのような意識がデフォルトで根付いているのです。
「一生懸命働いても、どうせ給料は上がらない」
「起業してもどうせ失敗する」
「努力してもどうせモテない」
選挙のたびに投票率の低さが話題になりますが、それは多くの人が
「誰が当選しても、どうせ世の中は変わらない」
と考えて投票に行かないからです。
この『どうせ』という言葉は、『やる前から諦めている』状況を自ら作り出していることに他なりません。
つまり、『自己否定』をしているんです。
自分を否定する人にやりたいことが見つかるわけがありません。
世の中を否定し、自分の人生すらも半ば諦めている。
『多分失敗するだろう』
と物事を否定的に考えて行動出来ないのが、『どうせ』という口癖の人の共通点です。
日本に蔓延する『どうせ病』
ちょっと話はずれますが、日本の『どうせ病』は顕著です
コロナショックなどの追い打ちにより、それは目に見えて増えてきています。
「どうせコロナだしなあ」
「でも就職難の時代だから転職は無理だよ」
そういって、チャレンジすることを諦める人がとにかく多いんです。
学生も同様です。
「どうせ志望校には受からない」
「勉強法を変えたって、どうせいい点は取れない」
と最初から諦めている学生が増えています。
もちろん、少子化や親の経済事情なども影響はあるでしょう。
しかし、
「私は受かる!」
と明るい気持ちで勉強に励めば、実力以上の学校に進める可能性があります。
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「どうせダメだろう」
という言葉は、最初から諦めてしまうことに他なりません。
あらゆる可能性を0、更には-にしていく言葉こそ、この『どうせ』なのです。
逆を言うと、『どうせ』という言葉を使わずにいれば、どんどん自分を肯定していくことになります。
世の中や物事を否定的に見ていないので、様々な可能性を模索します。
色々なことを試してみるので、結果的にやりたいことが見つかりやすくなります。
まずは、『どうせ』という言葉を言わない様に意識してみてはいかがでしょうか?
『どうせ』は絶対に言ってはいけないNGワード!
『どうせ』に置き換わるハイパーワード
『どうせ』という言葉を使わない様に意識しつつ、プラスのエネルギーになる言葉があります。
それこそが
『とりあえず』
です。
『ひとまず』でもOK。
「とりあえずやってみるか」
「ひとまず試してみるか」
これだけでもだいぶ印象が違いますね。
現実がどうにせよ、とりあえずあれこれやってみれば可能性やワクワクが増えます。
すると人は自然と明るくなり、笑顔になっていくものなのです。
仮定でも構いません。
「とりあえず〇〇したら、いい結果になるかも」
「〇〇かもしれないけど、ひとまずやってみようかな」
そうやって物事を前向きに考えていく力こそが、やりたいこと探しに繋がる思考です。
ダメだった時は「まぁ、いっか」
・とりあえずやってみた結果、上手くいかなかった…。
・試したけど、やっぱり駄目だった…。
もちろん、そういうこともあるでしょう。
成功ばかりが人生ではありません。ですが、その時にダメだったからといって落ち込む必要はありません。
一番良くないのが、『どうせ病』を再発させることです。
「とりあえず試してみたけど、やっぱりだめだった…。やっぱり自分には向いていないんだ…どうせ次やっても上手くいかないよな…」
そんな風に考えてはいけません。
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こちらの記事にもありますね。そんな時に使える魔法の言葉、それこそが
「まぁ、いっか」
です!
ミスで気分が落ち込んだ時や、理想が叶わなかったときは、自分を許してあげる事。
『どうせ』は自己否定の言葉なので使ってはいけません。
そういうときは『まあ、いっか』と、自分を許してあげることが何よりも重要です。
「まあいっか、次はもっとうまくやろう」
このフレーズが口癖になれば、感情のトラブルを抑えることが出来ます。
完全主義じゃなくなるので、物事を素直に受け入れることも出来るようになります。
再チャレンジにも繋がりやすくなるはずです。
また、他者に対しても寛容になれます。
「まあいいか、今回は許すよ」
そういう風にミスした人を許すことができれば、無用な軋轢も生まれなくなるはずです。
メンタルに優しい言葉「まあいっか」
やりたいことを見つけるために、必ず覚えておきましょう!
他者からのプレッシャーをスルーできる言葉「それもそうですね」
もうひとつ、『どうせ…』に置き換わる言葉があります。
それこそが「それもそうだね」です。
北海道の方言になりますが、一時期流行った
「そだねー」
がまさにその典型。
この「それもそうですね」という言葉、苦手な上司がいる場合は特に意識してみてください。
「それもそうですね」というのは「そういう考え方もあるよね」ということです。
自分の意見を強く主張しておらず、かといって相手の意見を全否定しているわけでもない。そして全面的に受け入れているわけでもないという便利なフレーズです。
ニュアンスとしては、「はい、あなたの意見はしっかり聞きました」というくらいの曖昧さなのでどんな場面でも使えます。
上司が何か嫌なことを言ってきたら聞き流しつつ、
「確かに、それもそうですね」
こういえば、上司の話をしっかり聞いていることが相手にも伝わります。
あなたが聞き流していると相手は思いません。
肯定も否定もしていないので、お互いにストレスを溜めずに済みます。
自分の意見があるときは、
「確かに、それもそうですね。あと、こういう案はいかがでしょうか?」
といったように付け加えると、相手は落ち着いて自分の意見に耳を傾けてくれるでしょう。
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魔法の言葉『とりあえず』『まあいっか』『それもそうだね』
おわりに
やりたいことを見つけるために、『どうせ』という言葉は必要ありません。
『どうせ』に置き換わる言葉を使い、自分を否定しないようにしましょう!
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!