偉人の名言、格言は、ビジネスシーンで活用できるあらゆる要素が詰まっています。
時には勇気づけられ、時には自分を変えるきっかけになることも。
偉人に学ぶ、今回はこの格言です。
悲観的な人は、好機の中にいつも困難を見つける。楽観的な人は、困難の中にいつも好機を見つける
英元首相。第二次世界大戦開戦時に海軍大臣となり、1940年に首相。1945年に退任するまでイギリスの戦争を主導。1951に再任。55年まで首相を務める。ノンフィクション作家でもあり1953年にはノーベル文学賞受賞。脳卒中により1965年没。享年90歳。
サー・ウィンストン・レナード・スペンサー・チャーチル
第二次大戦中にイギリスを率いた軍人であり政治家であり作家。
それがこのチャーチルです。
「悲観的な人は、好機の中にいつも困難を見つける。楽観的な人は、困難の中にいつも好機を見つける」
この名言はユニークかつ皮肉的で、だけど前向きになれる。そんな感じがします。
第二次大戦中、英国を勝利に導いたその手腕はこういった考えのもと発揮されたのでしょう。
戦況がどれほどイギリスにとって不利な状況だったとしても、
チャーチルはどこか余裕のようなものを感じさせていたといいます。
それは彼が底なしに楽観的で、どんな困難であろうと必ず良い状況が訪れると確信していたからでしょう。
枢軸国により次々と陥落していくヨーロッパ諸国のなか、
チャーチルは自国の為、連合国の為、あらゆる可能性を否定せず徹底的にナチスに対抗しました。
第二次大戦中、65歳で首相となり、和平交渉に応じずナチスと徹底抗戦し、そして勝利した。
歴史を変えた勝利は、彼の底抜けなポジティブ思考からもたらされました。
それはつまり、前向きであり楽観的であるということが人生においてどれだけ大切なのかを示しています。
逆に、悲観的であればあるほど、どんなに良い状況でも困難を見つけようとします。
比較的うまくいっているような状況でも、どこかネガティブなイメージをしたり、失敗したときのことを考えてしまう。
そんな経験、あなたにもありませんか?
ぼくにはあります。
リスクマネジメントをする。
最悪を想定する。
そういえば聞こえはいいのですが、それで自らのチャンスを潰してしまっては元も子もありません。
しかも、周りはイケるよ、と自分に期待されているような状況によく起こりがちです。
実力的に周りに劣っていると自分自身が感じていても、決して悲観的にはならないこと。
自分に力が無くても、楽観的に考えることができればピンチをチャンスに変えることができます。
チャーチルは現在、世界の経営者が最も尊敬するリーダーの一位に選ばれてるといいます。
彼の生涯は決して順風満帆だったわけではなく、様々な苦難や挫折を経験しています。
ですが、どんなに困難だったとしても、常に好機を見つける考えと視野の広さで今日まで語り継がれているのです。
どんなに自分がつらくても、
チャーチルの置かれた状況ほど最悪じゃないならもっと頑張れる気がしませんか?
おわりに
チャンスをピンチにするのか。
ピンチをチャンスにするのか。
ビジネスシーンにおいてもこういう場面は往々にして訪れます。
その時に最適な好機を選び取れるように、普段から前向きな思考になっていたいですね!
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!