現代人は忙しい。
そんな言葉をよく聞くようになりました。
昨今では、働き方というものも変わってきて精神的にも身体的にも負担が減ってきました。
世の中もどんどん便利になり、スマホひとつであらゆる注文ができますし、明日には欲しかったものが家に届くようになっています。
しかし、現実はどうでしょう?
疲れ、取れていますか?
やりたいことを見つけるためには、心身共に健康でなければいけません。
今回は、やりたいことを探したいけど疲れて何もできなかったり、自分探しで疲れてしまっている人に贈る内容です。
疲労回復のカギは『脳』を休める事だった
前途のとおり、便利な世の中になり忙しさというのは緩和されてきているはずです。
ですが、実は疲労の度合いは依然となんら変わりません。
いえ、むしろ増えています。
「身体はともかく、脳が疲れている」
こんな感覚を持っている人は少なくないでしょう。
脳の疲労というものが蓄積されると、人は幸福感を得られなくなります。
労働のパフォーマンスも落ち、ストレスが溜まります。
充実感を得るために、隙間なく予定を入れ、結果的に忙しくなるのです。
これは、休息の時間を設けることで回復するものではありません。
身体を休めても癒えないので、脳の疲労はどんどんと蓄積されていくことになります。
デジタル社会はダイレクトに脳に負荷を与えます。
容量が無い状態であらゆるものを取り込もうとするので、脳は休む暇もなく働き続けているのです。
そこから生じるストレスは、やがて身体にも負荷をかけていくことでしょう。
パソコンのようにマルチタスクはできません。タスクが増えれば増えるほど、それに比例して脳のスペースは奪われます。
"今”考えなくていいネガティブな心配事なども、ポップアップが出てきてしまうとなかなか閉じられないのが人の脳なんです。
このように、現代を生きる我々の脳は常に満杯状態で負荷がかかり続けています。
つまり、『脳を休ませる』ことが、本当の意味で疲労回復に繋がるというわけですね。
では、どのように脳を休ませればいいのでしょうか?
前途のとおり脳が満杯状態ならスペースを作っていけばいいのですが、その具体的な方法をご紹介します。
魔法の言葉『まあいっか』と『あーそっか』
ケセラセラこそ最強の魔法。
完全主義の現代人から脱却するポジティブワードです。
常に成果が求められ、理想を追い求め、失敗は許されない。
現代人は、現実主義のくせにそういったことだけはまだまだ染みついています。
誰もが勝ち続けなければいけないフィールドにいると感じています。
勝つための手段や、自分が優位に立てるような理想を追い求め続けてしまうのです。
そして、理想と現実のギャップを感じてしまうと精神的に追い詰められてしまいます。
そこで、「まあいっか」「あーそっか」「なるようになるさ」と自分を受け入れるフレーズを利用するのです。
「まあいっか、このくらいで」
「あーそっか、そういうのもあるのね」
「不安だけど、なんとなかるなる」
これらに共通するのは、完全主義をやめるということです。
「勝者などいない。人類すべてが弱者なんだ」と、あのヒイロ・ユイも言ってました。
勝利や完全を求めなければ、脳が鎮まり新たなスペースが生まれるはずです。
完全主義をやめて、「なんとかなるさ」を口癖にしよう!
笑顔を作ろう!
無理やりでもいいので、笑顔を作ること。
表情を意図的に作ることで、感情はある程度コントロールすることができます。
例えば、自ら口角を引っ張り上げて笑顔を作ってみると、幸せな気分になります。
逆に口角を下げると悲しい気分に。
騙されたと思ってやってみましょう!
こうやって幸せな気分を自ら作りだして、脳にスペースを作るんです。
ただし、無理に笑顔を作るというのは、それはそれで疲れるもの。
そういうときは、
・楽しかった思い出
・過去に幸せだった瞬間
を思い出しましょう。
その思い出が、きっと助けになってくれるはずです。
また、爆笑バリアーという言葉もある通り、笑顔や笑いには不幸を跳ね除ける強力な結界があります。
脳を休めるために、頭をからっぽにして好きな映画やアニメ、ドラマを見るのも有効です!
基本的にはコメディだったり笑顔にさせてくれる作品が良いです。
水曜どうでしょうとか内村さまぁーずあたりが個人的にはおすすめですよ!
|
ですが、考えさせられるような作品や、鬱作品など、気分が落ち込むようなものはNG。逆効果になりかねません。
笑顔で楽しめる作品を選んでくださいね!
水曜どうでしょうを見よう! 笑顔と思い出で、疲労を和らげよう!
おわりに
現代人は、常に何かを考えていて頭が休まっていません。
これはもはや『現代病』とも呼べるかもしれないですね。
脳にスペースを空けることは、新たなことを入れるスペースも生まれるということ。
本当にやりたいことや、自分探しのポイントは、まずその新たなことを受けいれるスペースを作るところから始まります。
今回紹介した内容を実践してみて、まずは脳を休めてみてはいかがでしょうか?
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!