運命の人について考える
占いをしていると、恋愛で悩んでいる人の多くは
「運命の人と出会えますか?」
「運命の相手を待っています」
そういう風に仰ります。
では、いったい運命の人ってなんなのでしょうか?
ぼく的には
「自分ではどうすることもできない流れ」
といったようなニュアンスが「運命」にはあると感じます。
それを最初の言葉で置き換えると、
「自分ではどうすることもできない人との出会えますか?」
「自分ではどうすることもできない相手を待っています」
これだけで、すごく危険なことのように感じてきますよね。
嫌われる勇気で有名なアドラー心理学では、
「運命の人はいない」
と語っています。
「出会いがないと嘆く人でも、実は毎日のように誰かと出会っている。その出会いを『関係』に発展させるには一定の勇気が必要」
という感じで、声を掛けたり手紙を送ったりとか、行動をしないと発展はないということですね。
そこで「関係」に踏み出す勇気を挫かれた人が、「運命の人」という幻想にすがりつくという話です。
ぼくの考えはアドラーほど高尚ではありませんが、行動を促すという点では概ね同意です。
出会いは求めているだけでは訪れない、というのは事実です。
本気で恋愛をしたい、結婚をしたいと考えるのであれば、それに伴う行動をしましょう。
「運命の人と出会うのではなく、出会った人との関係を運命だったと言い換える」
未来を決めるのは運命ではない。結果的に運命だったのかもな、と後から意味付ける。
そう考えをシフトすれば、『現在』の行動を促すきっかけになります。
運命の人を待っているだけの方。
厳しい言い方ですが、出会い系アプリでも合コンでもいい。とにかく動かないと何も起こらないということを理解しましょう。
出会いの後に、関係を築くのが難しいと感じたり、どう築いていけばいい関係になるのか。
そういったことの相談をしていただければ、より具体的にお答えができますよ!
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