こんにちは!
横浜のタロット占い師真田大地です!
突然ですが、あなたは一人でいる時どう過ごしていますか?
昨今では、新型コロナの影響もあり
『一人〇〇』や『孤食』
といった言葉も世の中にだいぶ浸透してきました。
ですが、この状況を苦に思う人もいます。
以前のように家族や友人、会社の同僚などにも思うように会えず社会的な孤立を感じている人は少なくありません。
『孤独だと寂しい』
一人でいる時にそう感じてしまうと、心身に不調が出たり、病気のリスクも高くなるということが研究でわかっています。
ですが、孤独であること=不幸であることと考えてはいけません。
そこで今回は、社会的な問題にもなっている『孤独』が、なぜ大切なのか。
どのような考えで乗り切っていけばいいのか。
どうすれば孤独を感じなくなるのか。
そういったことをご紹介していきます!
孤独の時間が大切な理由
元日本代表キャプテン、現ブンデスリーガのフランクフルトで大活躍の長谷部誠選手の著書「心を整える」にこんな一文があります。
試合に負けて落ち込んでいるとき。プレーが行き詰まっているとき。将来のことや恋愛のことで悩んでいるとき。そんなときにどう心をメンテナンスするか。
みんなで飲みに行ったり、映画を観に行ったり、いろいろな方法があると思うけれど、僕が浦和レッズ時代によくやっていたのが、ひとりで温泉にいくことだった。
-中略-
孤独な時間だからこそ、できることがある。
自分にとって本当に大切なものは何なのか。そういう自分と向き合う時間を作るのに、「ひとり温泉」はうってつけなのだ。
心を整える 長谷部誠著
同書の中で、長谷部選手は寂しいけども孤独な時間は自分にとって必要不可欠と書かれています。
様々な温泉宿を訪れて、1人で温泉に行き心と体をメンテナンスする、というのが一生続けたい趣味になっているそうです。
イギリスの文豪トーマス・カーライルも、こんな言葉を残しています。
「ハチは暗闇でなければ蜜をつくらぬ。脳は沈黙でなければ、思想を生ぜぬ」
哲学的ではありますが、すなわち沈黙やひとりでいる時間はとても大切な時間だ、ということです。
このように意図的に自分ひとりだけの時間を作る事が、
リフレッシュするためや新しいことを考えるためにも大切なのです。
孤独はポジティブ? ネガティブ?
長谷部選手のようにあえて孤独な時間を作る場合もある一方、社会的な問題ともなっている孤立感。
孤独をネガティブに感じるのか、ポジティブに捉えるのか。
その感じ方次第で大きく意味合いが変わります。
生涯未婚率や単身世帯数の推移によると、
ここ数年で1人で暮らす人たちが確実に増えてきています。
このままいくと2030年には、男性の3人に1人。
女性は4人に1人が生涯独身の時代を迎えます。
そして、2035年には日本人の役4割が一人暮らしとなると予想がされているのです。
ひとり暮らしは寂しくて孤独をつくる要因でもありますが、
「1人でいること=孤独感があり寂しい」
とは思わないようにすることが重要です。
1人でいるのは寂しいことではない
昨今は1人に慣れてきている人も増えています。
1人でいてもそんなに苦じゃなく、疎外感もない。
むしろ1人が幸せ、と感じる人もいます。
反対に周囲に人がいても、
『誰からも必要とされていない』
『通じ合う人がいない』
『受け入れてもらえない』
と孤独を感じる人もいます。
孤独は自分の周囲に人が少ない状態を指しますが、孤独の感じ方は本人次第です。
要するに孤独であることそのものが、決して幸せを遠ざける要因にはならないということです。
社会的に問題となっているのは、
孤独そのものでなく、孤独の感じ方です。
人は、自由になるためやリフレッシュのためにあえて孤独を選択することもあります。
ですが、孤独感をそこに乗せてしまうと、
一転して寂しさや周囲との比較に囚われて、意味もなく無力感に苛まれる可能性があります。
孤独と孤独感は似たようでいて、意味合いが大きく異なるのです。
単身世帯が増える時代では、
『幸せな孤独』
を手に入れられるかどうかで自分の状態が大きく変わっていきます。
パートナーや家族がいない状況が孤独という事実は変えられませんが、
それをわざわざネガティブに捉える必要はないということです。
孤独であるということは、全ての選択権が自分にあるということです。
これはある意味では自由そのものです。
自由はポジティブの代名詞ですよね。
対して孤独感は、孤独である状態をネガティブに捉えたときの状態です。
この孤独感が危険であるというのは容易に想像ができます。
孤独はポジティブな要素でありながら、
孤独感はネガティブと考えられるのです。
幸せと孤独をリンクさせよう
では、孤独感を感じないようにするにはどうすればいいでしょうか?
幸せな孤独を目指すには、まず幸せについて理解を深めていく必要があります。
幸せな孤独とは、1人でいても満足して生活し、孤立感を感じていない状態です。
その上で、それを持続させること。
それが最も大切なポイントです。
幸福学の研究により、地位財と呼ばれる所得や地位による幸福感は
思ったより長続きしないということがわかっています。
反対に、非地位財が持続する幸せに当たります。
それこそが、
健康・自由・愛情・自主性
などの、周りと比べなくても喜びを得られるものになります。
この幸せの定義は、日本語では表現が難しいです。
いわゆるハッピーというのは、
それは一時的な達成感だったり瞬間的な満足感による幸せの状態のことを指します。
そのハッピーな状態を維持すること。
それを英語で
『Well-being』
といいます。
そして、孤独な状態を自分の心が豊かな状態とリンクさせること。
つまり孤独でもWell-beingの状態となっていれば、
一人でいても誰かと一緒にいても幸せになれるということです。
幸せな孤独を手にするためには?
では、どのようにして孤独をWell-beingとしていけばいいでしょうか?
幸せな孤独を手にするために、3つの要素をご紹介します。
自分自身を受容しよう
まずは自己受容です。
自分を受け入れてあげることから始めます。
自分を受け入れることができないと、マイナスな要素を孤独と結びつけてしまいます。
欠点があっても、他の人と比べたりして自分を卑下しないこと。
マイナスな要素も含めて自分だと受け入れて、気持ち的にゼロにすること。
まずは自分が自分を許してあげることから始めましょう!
寝る前に『良いことだけ』を考えるようにして、一日の最後を幸せで満たしてみよう!
自分には魅力がないという思い込みを捨てよう
周囲から孤立する理由を自分には魅力がないからだと思い込んでいませんか?
自分の魅力や特徴に気が付いていないと、孤独感から抜け出すのは難しいです。
周囲に人がいる、いないといったことが魅力と比例するものではありません。
自分を受け入れてマイナス面を知ったあとは、自分の強みを掘り下げる番です。
自分の強みを見つけることは、自信に繋がります。
自信があれば幸せの基盤が揺るがないものになります。
この自信に溢れている状態こそがまさにWell-beingです。
強みを見つける方法はこちらに乗っていますので参考にどうぞ!
-
こんなのあり?「自分の強み」を知るたったひとつのシンプルな方法
続きを見る
物事を楽観的にみてみよう
孤独を感じる人は、物事をネガティブにとらえがちです。
そして、ありもしない未来に不安を覚えて
この先もずっと孤独なんじゃないかと恐れてしまいます。
ですが、これまで自分を受け入れることができて、自信を発掘することができていれば
物事を楽観的に考えることもそれほど難しくありません。
楽観性こそ、大いなる幸せの因子となる可能性を秘めています。
その極意となるのがなんとかなるさというケセラセラ精神です。
そこで言ってはいけない言葉
でも・だって・どうせ
といったネガティブな言葉はなるべく使わないようにしましょう!
-
やりたいことを見つけるために絶対に言ってはいけない言葉
続きを見る
さらに手軽な運動を意識して取り入れたら効果抜群! リングフィットやりましょう!
まとめ
まとめます!
- 孤独=不幸なことではない
- 孤独の時間は自分を見つめなおす時間、リフレッシュする時間としても大切である
- 『孤独』と『孤独だと感じる心』は違う
- 幸せとは、Well-beingでいることである
- 幸せと孤独をリンクさせれば孤独感はなくなる
- 幸せな孤独を手にするための三つの方法を実践しよう
以上です!
孤独であるという事実は変えられなくても、
孤独だと感じる心は変えられます。
是非参考にしてみてください!
以上です!
同じようにお困りの方、まずはお気軽にご相談くださいね!