こんにちは!
横浜のタロット占い師 真田大地です!
2021年。
アメリカの住民5000人を対象とした、ビデオゲームに関するとあるアンケートが実施されました。
それによると、
ビデオゲームをする人の割合は76%で、週平均16.5時間はプレイをしている
という結果になりました。
これまで、ビデオゲームが脳にもたらす有益な作用については解明されてきませんでした。
むしろ日本では、ビデオゲームは悪習のように貶める傾向が否めません。
しかし近年、ビデオゲームは意思決定能力や判断力を養う認知トレーニングとして注目されつつあります。
そこで今回は、みんな大好きビデオゲームに関して、どれだけ人に有益なのかを解説していきます!
ビデオゲームは意思決定能力に影響する
米ジョージア州立大学の研究チームはこのテーマについて研究しました。
その結果、
『ビデオゲームを頻繁にプレイする人はそうでない人に比べて意思決定能力に優れ、脳の主要な領域の活動が強化されている』
ということを示しました。
その実験内容はこちら。
対象:17歳~23歳の男女47人(定期的にビデオゲームをする人は28人。そうでない人が19人) 内容:認知機能検査、fMRI(磁気共鳴機能画像法) 被験者にはfMRI装置内で、画面上の点が移動するとき左右いずれかのボタンを押し、点が移動しないときは反応しないよう指示。 結果:ビデオゲームをする人のほうが、そうでない人に比べて反応が0.19秒早く、正確性が2%高かった。 |
研究チームによると、
『ビデオゲームをする人は速さと正確性が同時に備わっている』
と考察しています。
本来なら速さか正確性のどちらかを取ると、どちらかが失われます。
しかしゲーマーはそのトレードオフがないため、瞬間的に正確な判断ができるということです。
そして『ビデオゲームは意思決定能力に関連する認知トレーニングの有力な候補になり得る』と、研究結果を発表しました。
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感覚を強化させる可能性もある
研究チームは、
ビデオゲームをすることで感覚や知覚、行動までの思考を強化し
意思決定能力を向上できる可能性があるとの見解を示しています。
脳領域の信号変化の割合で、行動に関与する右補足運動野やタスクに関連する左視床が増加している傾向にあるのです。
この研究の第一人者であるジョージア州立大学のティモシー・ジョーダン研究員は、
幼少期に片目の視力が弱かったといいます。
そこで5歳頃、視力が弱い片目だけでビデオゲームをするという
視力回復法の研究プロジェクトに参加した経験を持ちます。
その後、そのトレーニングにより資格情報処理能力が強化されて
ラクロスなどのスポーツができるようにまでなったといいます。
タスクパフォーマンスの向上に向けて脳がどのように変化するのか。
それを示す研究結果として、ビデオゲームは今まさに注目をされています。
おわりに
今回の内容ですが、ゲーマーとしては嬉しい話でしたね。
ぼく自身確かに瞬間的な判断や思考というのは、ゲームから培われた気もします。
知識や困難に立ち向かう勇気、友人たちとの信頼や楽しみなど、
得られるものは少なくないですよね。
昨今では身体を動かすゲームも普通にあったりして、運動に関することもゲームでできちゃったりします。
家でゲームしかしていない、と悩む人も、
知らず知らずのうちに脳が鍛えられていると考えると、そのポテンシャルは計り知れないですよね。
その能力を活かせるかどうかは、ゲームで培った行動力を活かせるかどうかともいえるでしょう。
あなたの力、どんな風に活かせるか知りたくないですか?
以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございました!