占い師こばなし

占い師こばなし 第3話「占い師の印象について」

2022年9月14日

こんにちは!

横浜のタロット占い師 真田 大地です!

ぼくは占い師という職業で生計を立てているのですが、この『占い師』って、人から見たらどういう印象でしょうか?

ほとんどの人が

  • 怖い
  • 怪しい
  • 暗そう
  • 胡散臭い
  • 気難しそう
  • 不気味

といったような『どことなく暗くて怖い』イメージをもっている気がします。

もちろん、最近ではメディアの露出なども増えているので、明るい占い師や美人な先生みたいなのも少なからず浸透はしてきているでしょう。

しかしそれでもいい印象を持つ人は少数派だと思います。

ではなぜ、占い師は怪しいだったり怖いイメージが拭えないのでしょうか?

今回はそんな占い師の印象について考えます。

占い師も千差万別、十人十色

ひとえに占い師といっても、スピ系に通じている人や星占いをする人、タロットなどのカードを扱う人など様々です。

ぼくなんてのはタロットカードを使いますが、霊感は皆無なのでスピ系の『波動』や『霊気』とは無縁です。

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逆に、スピリチュアルに特化している人もいたりして、物凄い多様性があるわけです。

まさに十人十色の世界。

ただでさえ少ない占い師業界の中でも、更に細分化されているというふうに考えてみましょう。

占い師の存在や役割の考え方

ぼくの好きなサッカーで例えると、

同じサッカーチームだけどポジションが違うみたいなもんですね。

ゴールキーパーもいればフォワードもいる。

流動するサイドバックやパスを回すミッドフィルダーなどなど。

ですが彼らは、チームとして勝利に向かい行動をしますよね。

占い師も本来は同じなんです。

サッカー選手は『チームを勝たせるため』にFWやDFなどのポジションがあり役割を果たす。

占い師は『人を幸せにするため』にスピリチュアルや星占い等の様々な手段を用いる。

つまり、目的は一緒でポジションが違うだけ。

そういうふうに解釈をしてもらえれば占い師の印象も少しは変わってくるのではないかなーと思っています。

とここまでは肯定的な話。

では、なぜ否定的な印象を与えてしまうのかということを考察していきます。

ここからはちょっとオカルトや都市伝説的な話なので、苦手な方は戻るボタンを。

歴史からなぜ悪い印象なのかを考える

では、続けましょう。

まず見なければいけないのは、日本の占い師と海外の占い師の印象の違いです。

人類史においても、占い師は特別な存在でした。

戦争に勝利するため、土地を耕すため、無事に航海をするため、天変地異を回避するため。

星を読み、自然を読み、あらゆる手段を用いて未来を予測する。

それが古来より占い師に与えられた役割です。

目的は味方である人たちの幸福であることは変わりはないですが、

他者を貶めるために扱われることも多かったのは否めません。

しかしもともとは人々を幸せにするツール

幸福にするための職業として占い師や祈祷師

シャーマンや巫女、またエクソシストや神父や牧師といったものもその一員として存在しました。

前途のとおり、ポジション違いで人を幸せにしたいという目的は一緒だったわけです。

そもそも新約聖書のキリストも、スピ全開の預言者みたいなもんですからね。

これらは、聖書が広く浸透している国々では受け入れられるでしょう。

奇跡はあるもの、として育ってきているので神を信じ、占いや目に見えないものに抵抗がありません。

占い=救い=人を幸せにする

これが『聖書』の存在感によりレベルが違うのかな、というのもぼくの持論の一つです。

一方、日本では聖書が浸透していません。

むしろ押し売りに来て鬱陶しいくらいに思われてしまうでしょう。

宗教の勧誘だ、なんていって邪険に扱うことが大半です。

まさにここですよね。

宗教団体といったものが現代日本においてタブー視されていることが、

占いの印象を良くしていない要因の一角であるとぼくは考えます。

良い見方をすると、宗教は『自由』であり、日本は思想に縛られない柔軟性があると言えます。

悪い見方をすると、そもそもその『自由』も何かから『強制』されているように見えますが…。

そんな考えがあってかなくてか、

救い=怪しい

そんな考えが幼少のころから叩き込まれるのが日本です。

なぜこんな考えになるのかというと、

①日本は敗戦国であり、祈っても負けた。つまり『救い』はなかった(では救ったのは誰なのか)

②敗戦から立ち直るために、誰もが自らの手で生き抜く必要があった(ではそれを援助したのはどこなのか)

③成長のために『救い』という曖昧なものにすがっている余裕は無い

④そうこうしているうちに平和になり、国が発展し、『救い』に頼る必要が無くなった

⑤『救い』という曖昧なものより、学歴や競争という世界の中で生き抜くことがニュートラルになった

⑥結果、競争世界を生きるビジネスとして『救い』が扱われ始めた。信じる信じないや、裏切る裏切らないといった抽象的な概念がビジネスに乗っかりややこしくなって嫌なイメージになった。

と、こんな感じですかね。ものすごーくあえて抑え込んでいるかのような何かの意思を感じます。

ビジネスである以上、トライ&エラーはつきものです。

ミスも起こりますが、修正をしていって大きくなれるのがビジネスです。

ですが、『救い』という概念を単なる『ビジネス』としてしまうと、『ミス=救えない』に直結します。

そうなると当然、ミスは人の人生を左右します。

あとは、皆さんご存知の通りでしょう。

宗教とビジネスは一体化し、ミスをメディアが槍玉に上げて叩きまくる。

こうして日本には

占い=救い=宗教=悪いビジネス

として悪い印象が根付いてしまったのだと思います。

おわりに

一度ついてしまった悪いイメージは一朝一夕で拭いきれるものではありません。

本来日本では『八百万の神々』といったことや寺院仏閣神社など『神仏』にとても縁が深いお国柄のはずです。

感謝や共感を大切にし、万物には魂が宿るという考えのもと生きてきました。

コンクリートジャングルの東京ですら、徒歩圏内にお寺があったりします。

神の御使いとして、日本代表でもヤタガラスのマークが使われていたりして、

とても身近なところに神様はいると考えられているのです。

ですが、前途のとおりいつの日からかそれらと『占い』が切り離されて

『悪いビジネス』としてのファインダーがついてしまいました。

そうなってしまったのは、敗戦後ここ70年くらいであるとぼくは考えます。

だとすれば、あと70年くらいあれば意識を変えられるんじゃないか。

占いは怖くない、自分を整理して幸せに一歩近づくためのツールなんだと、

誰もに思ってもらえるように、これからも行動していきます。

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