こんにちは!
横浜のタロット占い師 真田大地です!
ビジネスシーンにおいて上司と部下の関係は切っても切れないもの。
部下には部下の悩みがありますが、上司には上司の悩みがあります。
あなたの近くに、手のかかる部下や後輩など自分を悩ませる相手が存在しませんか?
そんな相手を思いのままに操縦できれば、上の立場にある自分のストレスはかなり軽減されます。
どうすれば彼らを上手く扱うことができるでしょうか?
今回はその方法をご紹介します。
部下を褒めるなら直接ではなく人づてにすると効果大!
どんな部下でも褒められるのは嫌いではありません。
ですが、自分で直接褒めるよりも、人づてに褒めることで部下からあなたに対する評価や尊敬が集まります。
たとえば、後輩や部下が同僚からこんなふうに言われたらどう思うでしょうか?
「〇〇先輩が君の事、見込みがあるってすごい褒めてたぞ」
「今回のプロジェクト、出来がいいって課長が褒めてたよ」
すると、自分とあまり親しくなかった相手や距離があったりそんなに好きではない相手だった場合でも
「先輩って意外と良い人なんだな」
「え、そうなんだ! もっとがんばろ!」
と今まで以上に好印象を持ち、嬉しさも倍増するでしょう。
ポイントは『間接的』に褒めるということです。
人は、直接褒められるより第三者から褒められることで自分の受け取る好意が強調されます。
これを心理効果で『ウィンザー効果』といいます。
ウィンザー効果とは?
それでは、ウィンザー効果について詳しく解説していきます。
ウィンザー効果の由来
ウィンザー効果の名称である『ウィンザー』とは、ミステリー小説『伯爵夫人はスパイ』の登場人物であるウィンザー伯爵夫人が述べた言葉です。
「第三者からの誉め言葉はどんなときにも一番効果があるのよ、忘れないでね」
と言ったことが由来しています。
対人関係における活用法
人はまったく意識していないしていない相手からでも、好意を伝えられると好感をもってしまう傾向にあります。
これを『好意の返報性』と呼びます。
自分を肯定してもらいたかったら、まず相手のことを肯定して、その相手と仲の良い人物にそれを話してみましょう。
好意はより強調されて相手に伝わり、良い印象をもってくれます。
同性・異性を問わずまずは相手を褒めることが重要です。
しかし直接だと照れくさかったり、中にはそれが苦手な人もいます。
そういうときには、陰で褒めて相手の心理をうまく活用していきたいですね。
他のビジネスへの活用例
ウィンザー効果は、対人関係だけでなく会社やビジネスにおいても重要です。
例えば、飲食店などにおいてもそうです。
そのお店自体が発信する情報よりも口コミやレビューといった第三者が発信する情報の方が、信頼性を獲得しやすい傾向にあります。
『口コミ』『レビュー』『アンケート』などのマーケティング戦略は、ネット社会である現代では非常に有効です。
なぜなら、ユーザーは実際に購入前にネットで情報収集するのが当たり前になっているからです。
このウィンザー効果をマーケティング戦略で活用することで、『他者から評価されている』信頼性の高い商品やサービスであるとの評価が得られやすくなりますよ。
近年ではその重要性から、インフルエンサーマーケティングなども普及しています。
ウィンザー効果の注意点
対人関係においてもビジネスにおいても、上手く使えばとても効果的なウィンザー効果。
しかし、あまりにも露骨にやりすぎるとステルスマーケティングや根回しなどと思われてしまうこともあります。
目的がバレないように注意しましょうね。
おわりに
手のかかる部下に困っていたら、間接的に褒めることにより大きな効果が期待できます。
操作心理と思わずに、上手に活用してビジネスシーンに役立てましょう!
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!