人間関係の心理学

我が強い人に困ったら? 特徴や向き合い方を紹介

2022年8月21日

こんにちは!

横浜のタロット占い師 真田大地です!

占い師をしていると、『我が強い』人に振り回されて困っていると相談を受けることがあります。

『我が強い』とは『自分の意思を押し通そうとする気持ちが強く、他者への配慮が足りていない』ことを指します。

相談者の方に話を聞くと、周囲からも煙たがられているケースも多く、説得も一苦労だということがほとんどです。

そこで今回は、『我が強い』人の特徴や心理、『我が強い』人との付き合い方をご紹介します。

そもそも『我が強い』ってどういうこと?どんな人?

自分って『我が強い』かもなあ。そう思ったことはありませんか?

実はこの『我が強い』ということ自体はそこまで悪いことではありません。

ポジティブにとらえれば、

『信念を貫いている』

『自分の軸がある』

と考えることができます。

まずは、『我が強い』の意味について確認しましょう。

『我が強い』の意味

他のことをあまり考えないで、自分の思いを通そうとする気持が強い。強情だ。意地っぱりである。〔日葡辞書(1603‐04)〕

が【我】 が 強(つよ)

とまあ、『我』、つまり自分自身を押し通そうとする気持ちが強いという意味ですね。

『我が強い』は『自分の事ばかりで他者への配慮が足りていない』というニュアンスも含んで使われます。

「あの人は我が強いよね」と言われ、マイナスなイメージで捉えることがほとんどでしょう。

似たような言葉に『芯が強い』がある

『我が強い』と似ている言葉に『芯が強い』という言葉があります。

ですが、芯が強いは、ポジティブなイメージで使われることが多いですよね。

ではどのあたりが違うのでしょうか?

『我』は『我儘(わがまま)』の一部であるように、『自分の世界が中心』です。

しかし、『芯』は『物事の中心としてぶれない』こととして考えます。

この差は微妙なれど大きく、自分の気持ちが少しでも揺れると簡単にどちらにも偏ります。

『芯が強い』のは『ぶれない人』

『我が強い』のは『自分中心の人』

簡単に表現するとこうなります。

『芯が強い』と『我が強い』は表裏一体!

『我が強い人』の特徴

では、どんな人が『我が強い』と呼ばれるのでしょうか?

特徴を詳しく解説していきます。当てはまる特徴が多い人は、要注意ですよ!

プライドが高い

周りより優れた状態でいたいという気持ちが強い人は、『我が強い予備軍』です。

特に、自分の意見を通したいと考えている場合。

こういう人は、素直に人を褒めることが苦手なうえ、

他者を蹴落としてでも上へあがろうとする傾向があります。

競争心があるのはいいことですが、比べるのは比べられる覚悟のある人だけですよ。

他者を下に見るのは絶対NG行動です。

機嫌の浮き沈みが激しい

機嫌に波がある人も、『我が強い』人の特徴です。

『我が強い人』は自分の意見を通したいので、

思い通りにならないとイライラしたり気持ちが沈んで行ったりする傾向があります。

また、感情のコンロトールが苦手です。

日によってコロコロ態度が変わる人は、『我が強い』状態になっているかもしれません。

頑固

これは良し悪しがあるというか、視点により長所にも短所にもなります。

『一度決めたことは何が何でもやり遂げる!』

そういう意思の強さを持っているのも『我の強さ』故でしょう。

自分を曲げない気持ちの強さが現れていますが、

融通が利かないと取られてしまうことも少なくありません。

途中で投げ出さず取り組む姿は素晴らしいのですが、

周囲とのバランスを見ることができればもっと素敵ですね。

自分が正しいという自信がある

『我が強い』人は、自分の意見が正しいという謎の自信がある人が多いです。

だからこそ、自分以外の意見が通されたり支持されると急に不機嫌になることがあります。

自信家に多く見られるのも、『我が強い』人の特徴といえるでしょう。

自分が正しいと思う故に、頑固になる、そんな連鎖も生まれます。

周囲の意見に流されない

これも自分の軸がしっかりしててプライドがあるため、安易に周りに流されないという長所ではあります。

しかし『流されない』のではなく『耳を貸さない』となるのは危険です。

「融通が利かない頑固者だ」と思われてしまうこともあるでしょう。

やはりこちらも、落としどころや妥協点、そういった折り合いをつける視野の広さを持てるといいですね。

我が強い人の心理

『我が強い人』の心理は、周囲と比較して自分が劣っていないということをアピールしたいという気持ちがあります。

自己顕示欲が高いので、自分に注目が集まることを快感に感じることも少ないくないでしょう。

実は『気が強い』のではなく『気にしい』な一面もあるというのが、『我が強い』人の心理です。



『我が強い』人との上手な付き合い方

自分の軸がしっかりしている分、他者の意見に耳を傾けられない『我が強い』人。

一緒にいると疲れてしまったり、周りに迷惑をかけていることに気が付いていないような人とどうやったら上手くいくでしょうか?

そんな人間関係で悩んでいる人のために、『我が強い』人とうまく付き合っていく方法をご紹介します。

方法その1 相手を褒める

『プライドが高い』相手とうまくコミュニケーションをとる方法は『相手を褒めること』です。

「そうなんですか!すごいですね!」

「さすがですね!」

そんなありきたりの社交辞令でも問題ありません。

雑でもいいので、褒めることで相手の自尊心を満足させてあげましょう。

方法その2 否定をしない

意見が押し付けられて自分の考えとちょっと違うなぁと感じても、すぐに否定するのは逆効果です。

否定されればされるほど相手は意固地になります。

まずは一通り意見を聞き「そうですね」と同調してあげましょう。

同調した上で、

『自分はこう思うんだけど、これについてどう思う?』

というように提案すると、険悪になるのを防げます。

方法その3 落ち着いて対応する

相手と感情をぶつけ合う必要はありません。

ヒートアップする気持ちを抑えて、冷静になるように意識しましょう。

相手は自分のことしか考えていないので、思ってもいない言葉で傷つけられたりする場合があります。

一旦距離を置いて、改めて話し合うことも有効です。

相手よりも大人になって対応するように心がけましょう。

おわりに

『我が強い』とは『自分の意思を押し通そうとする気持ちが強く、他者への配慮が足りていない』ことです。

自分の軸がある、と言い換えることもできますが、人間関係のトラブルの種になる事もあります。

そんな『我の強い』人に合わせる側が頭を悩ませる必要はないです。

彼らの特徴を理解し、上手く手綱を握りましょう。

特徴に心当たりのある人は、相手の気持ちになって考えることを意識してくださいね。

以上です!

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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