こんにちは!
横浜のタロット占い師真田大地です!
ものごとを、勝ち負けで判断していませんか?
これは特に男性の方に多い印象ですが
- 相手の意見を受け入れたら負け
- 相手を論破し言い負かしたら勝ち
など、何かにつけて勝ち負けで考える人がいます。
とくに、どこかの誰かの影響か、論破を勝ちと考える傾向が増えてきている気がします。
ですが実はこの思考、すごく危ういんです。
今回はそんな「勝ち負けだけで物事を判断していく」とどうなっていくのかというお話です。
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負けるのを避けるため、消極的になる
人生は単純な競争の場ではありません。
私たちは一人一人が異なる経験や価値観を持ち、自分自身の目標や幸福の定義を持っています。
もし私たちが常に他人と比べて「勝つ」ことにこだわり、結果だけを重視するのであれば、幸福を見失うことは避けられません。
そして、勝ち負けだけで物事を判断していくと大事な場面で判断を誤ります。
具体的には
- 相手を打ち負かすことが勝ちという思考になる
- 負けたくなさすぎて勝てる勝負しかしなくなる
- 自分を大きく見せようとする
といったことが挙げられます。
あなたがアスリートやプロの勝負師といった職業ならそれもいいでしょう。
負けず嫌いであることが勝利へのモチベーションを高めます。
勝つことが仕事の一つです。
ですが、世の中の大半の人はそうではありません。
日常的に勝負の世界に身を置いていない大半の人は、勝った負けたの本質は掴めていません。
そのうえで、もともと人間には「負けたくない」という心理が強く働いています。
「勝つこと」が仕事ではない大半の人たちは、当然勝つ方法や負けてから立ち直る方法をプロとしてまなんではいません。
すると、次第に「勝つためにどうするか」よりも「負けないためにどうするか」と消極的になります。
その結果、人生を勝ち負けで考える大半の人は、
「自分の『負け』を回避するために『勝負』を避けて、何もやらない」
という方向に進んでしまうのです。
人生は成功と失敗の繰り返しであり、失敗から学び成長することも大切です。
もし「勝ち」しか追求せず、「負け」を避けることに全精力を注ぐならば、新たなチャレンジや冒険を恐れるようになります。
結果的に、成長の機会を逃し、自己成長や満足感から遠ざかってしまうのです。
自分ではそう思っていなくとも、無意識のうちにそういう選択をしてしまう場合があります。
そういう人は大体こういいます。
「逃げるが勝ち」と。
本当に大事な場面で戦わなければならない時。
「勝ちたい」よりも「負けたくない」を優先させ、逃げるが勝ちといって戦いを避けてしまっては意味がありません。
では人生において、そんな大切な場面で後悔しないためにはどうすればいいのでしょうか?
大切なのは最終的に「幸せか」ということ
「逃げたら負け」と思っていると、いくらストレスをため込んでも我慢してしまうことがあります。
「逃げるが勝ち」と勝負を避けると、本当に掴みたいものを得ることはできないでしょう。
大事なのは勝ち負けではなく結果的に「幸福であるか」ということです。
これこそが、勝ち負けで考えていると見誤ることになる最大のポイントです。
勝ち負けで判断し続けると、いずれ自分が大敗する日が来ます
人生の喜びや幸福は単純な勝利の数や物質的な成果によっては測れません。
人が本当に幸せと感じる瞬間は、他者貢献、自己実現、意義のある経験、成長など、人生の本質的な価値から生まれます。
勝敗にこだわることで、これらの要素を見落としてしまう可能性があります。
勝つことで得られる喜びもありますが、勝ち続けることが求められると結果的にしんどくなるのは容易に想像できます。
また、人生はチームプレイであり他人との協力や助け合いが不可欠です。
勝ち負けの視点で相手を負かすことのみを考えると、他人を脅威と見なし、妬みや嫉妬に囚われることがあります。
その結果、人間関係が損なわれ、孤独感や不幸感に苦しむことになります。
人生は競争や勝敗だけでは測ることができない複雑なものです。
私たちは自分自身の成長や幸福を追求することで、より充実した人生を築くことができます。
勝ち負けの視点に囚われず、自分自身との対話を大切にし、周りの人々との協力と共感を持って進んでいきましょう。
まとめ
人生を「勝ち負け」だけで考えることは、本質的な幸福や充実感を見失う可能性が高いです。
人生は単なる競争ではなく、成長、学び、自己の幸福の基準を見つけること、そして協力と共感を大切にすることが重要です。
成功や失敗は成長の機会であり、失敗から学び進むことでより豊かな人生を築くことができます。
幸福は他人と比較するのではなく、自分自身の内なる声に耳を傾けて見つけるものです。
物質的な成功だけでなく、心の豊かさや人間関係の充実を重視することが幸福感を高める秘訣です。
また、人生は孤独な旅ではなく、他人とのつながりや協力が不可欠です。
勝利だけを追求すると他人を脅威と見なし、協力や共感を欠いた関係を築くことになりかねません。
他人の成功や幸福を喜び、共に成長することで、より豊かな人間関係を築くことができます。
結局のところ、人生を豊かに生きるためには、「勝ち負け」の視点に囚われず、成長、自己の幸福の基準、協力と共感を重視することが重要です。
自分自身との対話を大切にし、他人との協力を通じて共に成長し、幸福な人生を築くことを心掛けましょう。
そんなわけで、以上、勝ち負けで考えることの危険性でした!
ここまで読んでくれてありがとうございます!